声優志望して後悔・・・消えていく声優と生き残る声優の違いとは

小中学生のなりたい職業ランキングでも上位に入る声優。

近年では声優のメディア露出も増え、華やかな世界に憧れを持つ方も多くいます。

声優を志望する人はここ数年で急激に増加。

しかし中には

という方もたくさんいます。

そこで今回は、声優を志望してなぜ後悔してしまったのか、消えていく声優と生き残る声優の違いについて紹介します。

これから声優を志望する方はぜひ参考にしてくださいね。

声優を志望して後悔したのはなぜ？

声優を志望していた人の中には、声優を志望して後悔したという人もいます。

なぜ声優を志望して後悔するのでしょうか？

声優を志望して後悔する理由としてあげられるは次の3つ。

くわしく見ていきます。

一般企業への就職が困難になる

声優を志望する人のほとんどが声優養成所か声優の専門学校に通うでしょう。

声優養成所や専門学校に通う期間は半年～2年間。

声優養成所や専門学校の在学中、もしくは卒業してすぐにプロ声優としてデビューできる人はほんのわずか。

再度声優養成所や専門学校に通う、もしくは劇団などに所属してプロ声優となるオーディションを受ける日々。

声優を諦め、いざ一般企業へ就職したいとなった時、年齢を重ねている場合や実務経験がないと採用されない可能性が高くなります。

経済的に苦労する

声優の勉強をするためには養成所や専門学校に通うお金が必要です。

生活していくためにも働かなければいけません。

しかし声優志望の人は急なオーディションがあったり、平日に養成所や専門学校に通うことも。

急なオーディションや声優の勉強の時間の為に、融通の利くアルバイトをして生計を立てる人がほとんどでしょう。

今、現役の声優として活躍する人たちも下積み時代はアルバイトをしていた人がほとんど。

しかしアルバイトをしながら声優の勉強をするとなると、アルバイト代はほぼ生活費として消えていくでしょう。

一般企業に勤める人と比べて、貯蓄が難しくなります。

年齢は重ねているのに貯蓄は全然ないという状況に陥りかねないのです。

婚期を逃してしまう

一生懸命声優を目指して努力していたらいつの間にか婚期を逃した…

なんて後悔する人もいます。

もちろん結婚が全てではないので、全員が婚期を逃して後悔するとは言い切れません。

しかし声優の世界は厳しい世界。

プロ声優としてデビューするまでに時間がかかったり、声優として食べていけるようになるのは一握りの人です。

何年も下積み時代を送り、夢を追い続けても結局声優になれなかったという人はたくさんいます。

気付くと周りは皆結婚して子どもがいるという状態になっていることも。

このように後悔している人もたくさんいますが、声優志望だった人の中には後悔していない人もいます。

私の教訓としては無駄になる事は一切ないと言った感じなので、後悔はしてないですね。

声優養成所の質問をしてさらに気になったのですが、この質問を見… – Yahoo!知恵袋

声優を目指して努力していた期間、養成所や専門学校で得た経験はかけがえのないものだったと思える人もいるようです。

夢に向かって努力した経験はきっと今後の人生で大きな糧となるでしょう。

しかし、ある程度で見切りをつけるのも重要だと言えます。

消えていく声優と生き残る声優の違いとは

声優業界はとても厳しい世界。

私たちが目にする機会の多い売れっ子声優たちは一握りの声優です。

プロ声優としてデビューできたとしても、業界に長く残れるかは別の話。

大半の声優が消えていってしまっているというのが現状です。

ここからは消えていく声優と生き残る声優の違いについて紹介します。

消えていく声優と生き残る声優の違いは次の4つ。

くわしく見ていきます。

代表となる作品と出会えるかどうか

声優として活動する上で、重要なのが代表となる作品と出会えるかどうかです。

自信の出演した作品が人気になると、長期に渡り出演できる可能性が高くなります。

また、人気のある作品であれば作品の制作自体は終了しても作品関連のイベントや、他作品とのコラボなどで長く作品に携わることが可能。

自信の代表となる作品と出会えることで、認知度も上がり仕事をいただくチャンスも増えるでしょう。

注目されていない作品でもヒットする可能性はあるので、どんな役でも積極的にチャレンジしていくべきでしょう。

声優として生き残るためには運も必要不可欠なのです。

他の声優にはない個性があるか

声優にとって、個性は1つの武器になります。

声に特徴のある人であればそれだけで覚えてもらいやすく、声とイメージがピッタリ合う役であれば採用される可能性が高いでしょう。

もちろん声に個性があるだけでは声優の仕事はできませんので、声優の基本的なスキルは身についていることが前提。

生まれつき声に特徴がないという人でも、声の雰囲気を変えることは可能です。

いわゆる量産型の声優より、演技の幅で声の雰囲気を変えられる声優になれると重宝されるでしょう。

努力を怠っていないか

プロ声優になったからと言ってゴールではありません。

声優になってからも日々努力が必要なのです。

世間の流行が変われば求められる声優も変わってきます。

時代の変化についていけるように、常にアンテナを張って業界の動向をチェックしておくことが必要。

声優は声帯だけと思われがちですが、とても体力と筋肉を使います。

日々努力を怠らず、常に必要とされる声優でいることが生き残るために必要なのです。

業界の人とのつながりがあるか

声優の仕事は1人で成り立つものではありません。

1つの作品をたくさんの人が関わって作り上げていくもの。

声優業界で人とのつながりを持っておくことは重要です。

人伝いに仕事をもらえる可能性もあり、一度仕事をした関係者からまた声をかけてもらえることも。

業界内で評判の良い人は長く生き残ることができるでしょう。

一度きりの関係と考えずに、人とのつながりを大切にすることはとても重要なのです。

声優を諦めた人はどうなるの？

声優を志望して頑張ってきたけど、そろそろ潮時かも…声優になれなかったらどうなるの？

と考える人もいるでしょう。

声優を諦めた人がどうなるのかご紹介。

声優を諦めた人は次の職業に就くことが多いです。

このように、声優の勉強をして得た知識やスキルを活かして働く人もいれば、きっぱり声優業界とは離れて働く人もいます。

もちろん他の仕事に就いてからでも声優を目指すことは可能。

実際に声優の中には、一般企業の会社員から声優になった人もいます。

長く生き残りたいなら基礎からしっかり学ぼう

どにかく声優として長く続けたい！という方は基本的なレッスンからしっかり学びましょう。

基礎をしっかり学びたい方におすすめは、ヒューマンアカデミー。

忙しい人にもうれしい夜間・週末講座も開催。

プロから学べるだけでなく、学内オーディションも多く、声優になるためのチャンスも多いのが特徴です。

まとめ

先にも述べた通り、声優業界はとても厳しい業界です。

どんどん若い世代が声優志望者として名乗りをあげ、競争率が激しくなっています。

結果として声優になれなかったとしても、夢に向かって努力した経験はきっと大きな糧となるでしょう。

しかし、声優を志望して実際に後悔している人がいるということも忘れずに、自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。